3.小中高生の自殺の状況

[表2] 小中高生の自殺数の推移 (単位:人)

2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
総数
287
233
318
284
288
315
274
308
306
287
353
336
320
小学生
11
5
10
10
7
14
8
9
1
7
13
8
8
中学生
78
54
83
70
66
81
51
74
79
76
71
78
98
高校生
198
174
225
204
215
220
215
225
226
204
269
250
214

参考:文部科学省「子供の自殺等の実態分析」

原因・動機別割合

参考:文部科学省「子供の自殺等の実態分析」


小学生、中学生、高校生と年齢が上がるごとに自殺数が高くなっており、高校生の自殺数が小中高生全体の自殺数に大きく影響していることがわかる。2010年から2011年にかけて大きく増加し、その後徐々に減少しているが、13年間を通してみると横ばい状態である。

原因別では学校問題の割合が1位となっており、その中でも学業不振や進路に関する悩み、友人関係の割合が高くなっている。しかし、これは原因が明らかになっているものの割合であり、原因がわかっていないというケースが半数近くあるのが現状である。